アメックスの審査が甘い、ゆるい、ブラックでも作れた。
そんな情報がネット上にはたくさんあります。
世間一般では、アメックスは審査が厳しいイメージがあるのに、どうしてアメックスの審査が甘いというような噂が広がっているのでしょうか?
その原因と真実について検証した結果を公開します。
アメックスの審査は甘い?厳しい?
アメックスの審査は厳しい
一般の人は、アメックスの審査についてどのようなイメージを持っているのでしょうか?
とある掲示板で、20代~60代の男女にアメックスの審査に対するイメージを実際に聞いてみました。
質問に回答してくれた人数は、100人でした。
回答からもわかるように、本当に一般の人は、アメックスの審査は厳しいというイメージを持っています。
アメックスの審査が厳しいというイメージがあるのは、実際に今よりも昔の方が審査が厳しかったという以下のような事実も関係しているでしょう。
年収で足切りをしていた
昔は例えばアメックスのプラチナカードは年収1000万円以上ない時点で審査に通らないという基準がありました。
今は年収で足切りをすることはなく個人の信用情報を元に審査しています。
プラチナカードはインビテーションのみ
今は個人カードもビジネスカードもプラチナカードはインビテーションなしで申込みが可能です。
しかし、以前はインビテーションがないと申込みができませんでした。
インビテーションが必要ということは、それだけ利用実績が重視されていたというわけで、当然審査基準も今よりは厳しかったと想像できます。
こうして見てみると昔の方が今よりも審査基準が厳しかったというのは明らかですが、昔の自分の体験談や周りの状況から情報を発信しているサイトやブログだと当然アメックスの審査は厳しいという内容になります。
もちろん、アメックスの公式サイトでも審査基準に変更があったとしても、具体的な内容が公開されることはありませんので、一般の人はなかなか現在の本当の情報にたどり着くことができません。
アメックスの審査は甘い
アメックスの審査は厳しいという人がいる一方で、アメックスの審査は甘いという人もいます。
これは、アメックスが外資系企業なので日本のカード会社とは審査基準が異なるためです。
ネット上には、こんな情報もありました。
確かに、これはかなり正確な情報です。
日本のカード会社は、かなり長期間に渡ってCIC(指定信用情報機関)やJICC(日本信用情報機構)などの信用情報機関に記録されている情報を元に審査の判定を行います。
通常、債務整理・任意整理・自己破産などを経験した人は少なくても5年以上はクレジットカードが作れないと言われています。
それに対してアメックスは、過去の情報よりも直近や現状を重視して審査を行います。
アメックスは、個人の信用情報でのみ審査をするので、その情報に問題がないと判断すれば審査に通ります。
どのような状態を「金融ブラック」「ブラックリストに載っている」とするかにもよりますが、金融事故を起こしてしまった人が最短で作れるクレジットカードは、アメックスと考えていいのではないでしょうか。
自分でブラックだと認識がある人がクレジットカードを作りたいと思った場合に、選ぶべきはコンピューターによる自動審査のようなものではなく、人の裁量の余地がある審査のものを選ぶべきです。
例えば、アメックスの営業担当者経由で申込む方法です。
アメックスは「ブラックでも作れた」「審査が甘い」と言われるのは、営業担当者経由で申込んだからこそ作ることができたという事例が多いからです。
以前は、紹介者経由での申込みは審査を優遇するという優遇審査の制度があったので、紹介者経由でアメックスの申込みをすれば審査に通る可能性が高いと思っている人が未だにいるのですが、この制度は終了しています。
アメックスの公式サイトでもはっきりと記載がされているので、優遇審査の内容を目にしても信じないようにしましょう。
「ご紹介プログラム」でご紹介された方のお申し込みに対する審査の優遇は、現在実施しておりません。ご入会に際しましては、ご紹介以外の方法でのお申し込みと同様に弊社所定の審査がございます。
楽天カードとアメックスを比較
審査が甘いクレジットカードと言えば、代表的なのは楽天カードではないでしょうか。
楽天カードは、パートやアルバイトはもちろん18歳以上であれば学生(高校生を除く)でも持つことができます。
楽天カードの会員数は、2019年3月に1,700万人に到達したそうです。
1,700万人も会員がいれば、審査が厳しいはずがありません。
年会費永年無料なので、申込む際の心理的ハードルもかなり低いです。
審査に関しても、スコアリング形式でコンピューターが自動判定しているので、審査結果が5分で届いたりする人がいるわけです。
申込む人数もかなり多いので、人の裁量を入れて審査をしていたらとても処理しきれません。
もちろん、スコアリングの点数が一定の基準に達していない人は、振り分けられてその後で人が審査をするということも考えられます。
審査時間が長くかかった場合は、コンピューターの審査から人の審査に変わったと推測できます。
審査が長い=審査落ち、というわけではありませんが、割合として審査時間が長い場合は、審査通過より審査落ちが多いのは確かです。
「アメックスは審査に通ったけど、楽天カードは審査に落ちた」
「楽天カードは審査に通ったけど、アメックスは審査に落ちた」
このような人も実はたくさんいます。
これは、一体どういうことでしょう?
その人のCICやJICCでの状態やタイミングによっては、どちらの場合も起こり得ます。
楽天カードとアメックスでは、CICでも重視する項目が違います。
短期間でクレジットカードを過度に申込みしている場合は、タイミング次第です。
短期間で許容できるクレジットカードの申込み数が「5」だった場合は、信用情報に問題なければ5枚目に申込んだカードは審査に通って、6枚目に申込んだカードは審査に落ちます。
こういう場合は、楽天カードやアメックスの審査が甘いとか厳しいとかいう問題ではなく、単純にタイミングの問題になります。
審査に落ちた全ての人が、自分の信用情報を取り寄せて審査に落ちた原因を検証するわけではないので、たまたま審査に通れば「審査が甘い」となるし、審査に落ちれば「審査が厳しい」となっている場合が多いです。
結論的には、軽い滞納や遅延も含めてCIC上に金融事故情報がある人にとっては、断然アメックスの方が作りやすいですし、そもそも金融事故が無縁の人にとっては楽天カードでもアメックスでも問題なく審査に通るでしょう。
CICの情報が汚れていないのに審査に落ちたら、そもそも申込み対象の条件を満たしていない、申込み時の入力情報不備、過去に一度もクレジットカードを作ったことがないので参照する情報がない、などという理由が考えられます。
審査というのは、その人の信用情報や属性が可否に大きな影響を及ぼすわけなので、単純にカードのスペックだけを比較して「審査が甘い、厳しい」というのはナンセンスなのです。
アメックスの営業担当者を紹介します
アメックスの申込みをする際に、一番お得で審査に通る可能性が高いと言われているのが、営業担当者経由での申込みです。
「お得」というのは、アメックスの場合、どこから申込むかで入会特典でもらえるポイントが変わり、その中でも一番多くポイントがもらえるのが営業担当者経由での申込みです。
券種によってどれだけお得かは差があるのですが、最大60,000ポイントも差があります。
審査面でもインターネット経由で申込むよりも、営業担当者経由の方が審査に通る可能性がグーンとアップします。
一般の人がアメックスの営業担当者と知り合う機会は、あまりないと思います。
希に異業種交流会に参加している場合もあるのですが、そもそも面識がない人がどの異業種交流会にいつアメックスの営業担当者が参加しているかを知る手段もありませんよね。
私はたまたまアメックスの担当者がたくさんいることから、担当者経由で過去も含めて正しい情報を収集することが可能になっています。
本社や支社がある地域の方であれば、是非一度会ってみれば色々と話しが聞けて楽しいと思います。
仲良くなれば私のように非売品の激レアグッズをもらえるかも知れません。
遠方の方の場合は、申込み手続きからカードの詳しい説明まで電話できちんと対応してくれます。
お問合せフォームから「アメックス担当者紹介の件」でお問合せください。