国内線ならユナイテッド航空のマイレージプラスでマイルを貯めてANA便に乗るのが常識!
ユナイテッド航空とANAではどっちがお得か国内線と国際線で徹底比較。
ANA便はユナイテッド航空のマイルで予約できる
「ANA便に乗るならANAマイル」
普通は誰でもそう考えますよね。
しかし、提携関係にある航空会社間ではA社のマイルでB社の飛行機に乗ることができたりします。
しかも、本家よりも少ないマイル数で同じ目的地に行けてしまうという裏技的な方法があります。
このような例が、いくつかあるのですがユナイテッド航空とANAもそのうちの1つです。
ANAとユナイテッド航空は、スターアライアンスという航空会社のネットワークのメンバーで提携航空会社です。
ユナイテッド航空運航便にANAのマイルに積算可能な予約クラスで乗り、ANAのマイルに登録すればユナイテッド航空のマイルを貯めることもできます。
ANAとユナイテッド航空のマイルを比較
有効期限と特典航空券の利用範囲
有効期限 | 特典航空券の利用範囲 | |
ANA | 3年 | 会員の配偶者、同性パートナーおよび2親等以内の家族 |
ユナイテッド航空 | 無期限 | 制限なし |
ANAよりユナイテッド航空のマイレージプログラムの方が自由度が高く貯めやすいのがわかります。
ユナイテッド航空はANAとは違ってシーズンによる必要マイル数の変動がありません。
必要マイル数
国内線
ANAの場合、区間距離に応じて必要マイル数が4つのグループに分けられています。
さらに、シーズン(L=ローシーズン、R=レギュラーシーズン、H=ハイシーズン)によって必要となるマイル数も変動します。
ローシーズンで0~300マイル区間なら、片道5,000マイルから特典航空券に交換することができます。
ユナイテッド航空の場合、区間距離での区分は片道800マイル以下と801マイル以上の2つです。
必要マイル数(片道) | |
0~800マイル区間 | 5,000 |
801~2,000マイル区間 | 8,000 |
プレミア会員で利用できるエブリデイ特典の場合、20,000マイルです。
エブリデイ特典は、ユナイテッド便に空席がある限り、その飛行機の最後の1席であっても、マイルを使った特典旅行を予約できるというものです。
通常、特典航空券用に開放される座席数は決まっているので、エブリデイ特典を利用すると確実に席を取れる可能性が高くなるというわけですが、ほとんど利用する機会はないでしょう。
国際線
ANAの場合、Zoneが8つのグループに分けられています。
同じく、シーズン(L=ローシーズン、R=レギュラーシーズン、H=ハイシーズン)によって必要マイル数が変動します。
ANA国際線特典航空券の必要マイルチャートが下記です。
ANA国際線特典航空券は、片道の設定がありませんので必ず往復で利用する必要があります。
ユナイテッド航空の場合、国際線は5つのゾーン(北アジア、中央アジア、南アジア、オセアニア、オーストラリアおよびニュージーランド)に分けれています。
北アジア(中華人民共和国、韓国、モンゴル、台湾を含む)
中央アジア(アフガニスタン、インド、カザフスタン、キルギスタン、モルディヴ、ネパール、パキスタン、スリランカ、タジキスタン、トルクメニスタン、ウズベキスタンを含む)
南アジア(バングラデシュ、ブータン、ブルネイ、カンボジア、香港、インドネシア、ラオス、マカオ、マレーシア、ミャンマー(ビルマ)、フィリピン、シンガポール、タイ、ベトナムを含む)
オセアニア(米国領サモア、クック諸島、ミクロネシア連邦、フィジー、フランス領ポリネシア、グアム、北マリアナ諸島、マーシャル諸島、ニューカレドニア、パラオ、パプアニューギニア、トンガ、バヌアツ、サモアを含む)
オーストラリアおよびニュージーランド(オーストラリア、ニュージーランド、ノーフォーク島を含む)
ユナイテッド航空のマイルでANA便の特典航空券を発券する方法
まずはユナイテッド航空の公式サイトにアクセス。
希望の日程や発着地を入力して「マイルを使って予約」にチェックを入れます。
出発地と到着地に空港コードをアルファベットで入力すると候補が出ますので、それを選択します。
羽田空港なら「HND」、成田国際空港なら「NRT」などです。
「フライトを検索」ボタンを押すと検索結果が出ます。
一覧を見ると様々なルートがあり、直行便もあれば1回乗り継いで行く方法もあります。乗り継ぎ便でも必要マイルは全部同じです。
ルートは「▼詳細」で確認できます。
一覧から乗りたい便を決めて「選択」ボタンを押すと購入画面に進みます。
あとは手順に沿って連絡先などの必要事項を入力していくと、購入することができます。
マイルが足りなければ追加で購入することもできます。
予約開始時期とキャンセル
特典航空券はいつから発券できる?
ユナイテッド航空のマイルを使ってANAの特典航空券を発券する場合の予約開始日は、搭乗の60日前からになります。
行きの便が60日前でも帰りの便が60日以上前だと往復で予約できないので、帰りの便も60日前になるまで待たなくてはいけません。
キャンセルについて
やむを得ない事情で旅行へ行くことができなくなってしまった場合、特典航空券はキャンセルすることも可能です。
ただし、マイルは全額戻ってきますが、以下の手数料がかかる点にご注意ください。
一般会員 | プレミアシルバー | プレミアゴールド | プレミアプラチナ | プレミア1K | |
出発日まで61日以上ある場合の変更やキャンセル | 75米ドル | 50米ドル | 25米ドル | 無料 | 無料 |
出発日の60日以内の変更やキャンセル | 125米ドル | 100米ドル | 75米ドル | 50米ドル | 無料 |
一般会員の場合、手数料が75米ドル~125米ドル(約8,200円~13,000円)もかかります。
ANAのサイトでユナイテッド航空の予約状況を確認可能
予約が完了すれば、ユナイテッド航空のサイトで予約状況が確認できるのはもちろんですが、発券する際にANAのマイレージナンバーも入力することでANAのサイトからも予約状況が確認できるようになります。
ANAのサイトから予約状況を確認する時の注意点は、国内線ではなく国際線のページに表示されることです。
ユナイテッド航空のサイトで予約する時は、指定できるシートは限られていますが、予約シートの変更はANAのサイトでも可能で、SFC会員であればANAの非常口座席を含む他のシートに変更も可能です。
非常口座席は、エコノミーでも足を伸ばすことができ、窓側の席でも隣の人を気にすることなくトイレに行くことができるなどのメリットが多い席です。
ユナイテッド航空のマイルを貯める方法
飛行機に乗って貯める
ユナイテッド航空のマイルは、スターアライアンス加盟航空会社のフライトでも貯めることができます。
ポイントサイトで貯める
マイルを効率良く貯める方法の王道とも言えるのがポイントサイトで貯めたポイントをマイルに交換する方法です。
しかし、ユナイテッド航空の場合はポイントサイトからの交換率が悪いのでおすすめではありません。
一番良いルートでも16%程度です。
クレジットカード決済で貯める
ユナイテッド航空のマイルを貯めるなら、
①MileagePlusセゾンカード
②spgアメックス
がおすすめです。
MileagePlusセゾンカードは直接マイルが貯まり、spgアメックスは貯めたポイントをユナイテッド航空のマイルに交換できます。
ポイント還元率は、MileagePlusセゾンカードが1.5%、spgアメックスが1.25%でMileagePlusセゾンカードの方が高いです。
しかし、MileagePlusセゾンカードはユナイテッド航空のマイルしか貯まりません。
spgアメックスは、40社以上の提携航空会社があるので色々な航空会社のマイルに交換できます。
MileagePlusセゾンカードの1.5%のポイント還元率は、年会費5,000円+税のマイルアップメンバーズ利用時です。
そして、年間30,000マイルという上限もありますので、利用金額に応じてMileagePlusセゾンゴールドカードやMileagePlusセゾンプラチナカードも考えてみることも必要です。
ユナイテッド航空とANA以外に乗らない人は、MileagePlusセゾンカードが良いですが、個人的にはspgアメックスの方が良いと思います。
私もspgアメックスを持っています。
spgアメックスに関しては、一番お得な申込み方法と審査のコツを下記のページで詳しく解説しています。
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ホテル宿泊で貯める
Kaligo.comというホテル予約サイトを利用することでユナイテッド航空のマイルが貯まります。
50社を超えるパートナー航空会社の中から貯めたいマイルを選ぶことができるので、ユナイテッド航空以外のマイルも貯めることができます。
アカウントに各航空会社のマイレージ番号を登録しておけば直接その口座にマイルが貯まります。
実際に調べてみるとわかりますが、驚くほどの還元率が設定されています。
マイルの還元率が20%を超えるということは、1マイル当たりの価値に換算すると使い方によってはとんでもない還元率になります。
ただし、最安値の値段で他のホテル予約と比べるとKaligoは勝てません。
支払う金額は他よりも少し高いですが、マイルの還元率を考えるとトータスのコストパフォーマンスはKaligoの方が良いでしょう。
宿泊で大量にマイルを貯めたい人にはおすすめです。