マイルを貯め始めたばかりの初心者でもマイルを貯めてタダで旅行に行くことはできます。
ただし、自分が行きたい場所に行くためには、
いくらのマイルが必要なのか
どの航空会社のマイルを
いつまでに
どのような方法で貯めるのか
を知ることが大切です。
同じクレジットカードで同じだけの金額を使っていても、早くマイルが貯まる人となかなかマイルが貯まらない人がいます。
効率良くマイルを貯める方法をしっかりと学びましょう。
飛行機で貯める
一般的に、「マイルを貯める」というとまず思いつくのがこの方法でしょう。
飛行機に乗る場合は、利用する航空会社のマイレージプログラムに参加しましょう。
WEBから無料で会員登録できます。
会員登録が済んだら、下記の方法でマイルを貯めることができます。
○ネットや代理店で飛行機を予約するときに加入しているマイレージプログラムの個人番号を入力する
○空港で実際のチケットを受け取る時にカードを見せる
○空港で発券されたチケットとカードを読み取る機械で貯める
○旅行後にチケットの半券を航空会社に送って貯める
しかし、飛行機に乗ってマイルを貯める方法は、そもそも飛行機に乗らないと貯まらない。
乗ったとしても航空会社ごとにマイルを貯めているので、まとまったマイルが貯まらない。
1年で東京と福岡を毎週往復(52往復)しても貯まるマイルは、約50,000~60,000マイルほど。
そして、苦労して貯めたマイルも特典航空券に交換するだけのマイルが貯まる前に期限が切れてしまう、、、
飛行機に乗ってマイルを貯めるには、時間とお金がかなり必要になります。
よほど飛行機に乗る機会が多い人ではない限り、飛行機に乗ることだけでマイルを貯めようと思うのは間違いです。
飛行機に乗る機会が多い人も、最適なクレジットカードを選び、他のマイルの貯め方も併用することで、さらに早く大量のマイルを獲得することができるでしょう。
クレジットカードで貯める
クレジットカードの決済でマイルを貯めようとすると、たくさん決済しないと貯まりません。
還元率1%のクレジットカードで年間400万円決済しても貯まるのは40,000マイルです。
40,000マイルあれば、ハワイ行きの往復特典航空券と交換できます。
しかし、これは生活水準的に年収1,000万円レベルなので、一般人がクレジットカードでこれだけの決済をするのは難しいでしょう。
実際に「マイルが貯まらない・・・」と思っている人は、おそらくクレジットカードの決済だけで貯めようとしているのではないでしょうか。
クレジットカードの決済だけではなかなかマイルが貯まらない、とは言っても効率よくマイルが貯まるクレジットカードを正しく選ぶことはとても大切です。
現在、日常生活で現金で支払っているものをクレジットカードでの支払いに切り替えることができないか?
と常に考えましょう。
これは、クレジットカードでは支払えないだろうなぁ。
と思うようなものでも、意外とクレジットカードで支払えるものがあります。
クレジットカードで支払えるものや場所の例が以下です。
・固定費(家賃、保険料、公共料金、携帯電話料金、インターネット回線、税金など)
・車(ローン、自動車保険、車検費用、高速道路など)
・ネットショッピング
・食費
・コンビニ・スーパー・デパート
・保育料
・病院
・結婚式費用
・検定料
・交通費(タクシー、乗車券、定期券など)
・電子マネーチャージ
・映画館
クレジットカードの入会キャンペーンで貯める
大量にマイルを獲得するために必須なのが、クレジットカードの入会キャンペーンです。
クレジットカードの入会特典で条件を満たせば、びっくりするようなマイルがもらえます。
どれぐらいのマイルがもらえるかは時期によって異なりますが、過去には70,000マイルがもらえる内容のものもありました。
大量にマイルがもらえるような入会キャンペーンをやるのは、アメックス系のクレジットカードです。
VISAやJCBも航空系のクレジットカードは、入会特典でマイルをもらえますが、やはりアメックス系にはかないません。
これから、マイルを貯めようとしている初心者マイラーの人はあまりピンと来ないかも知れませんが、70,000マイルというと、還元率1%のクレジットカードで700万円決済したのに相当するマイルなのです。
70,000マイルあれば、ANAの国際線でローシーズンであれば、エコノミークラスでだいたいどこでも行けます。
ハワイならシーズンを問わずビジネスクラスで行けます。
飛行機に乗らずに貯める陸マイラーにとって、クレジットカードの入会キャンペーンでマイルを貯めるというのは、一番重要な方法になってきます。
また、同じクレジットカードでも「どこから入会するか」で入会特典でもらえるマイル数が違ったりします。
クレジットカードの入会方法には
公式サイト
ポイントサイト
既存会員からの紹介
という3つの入会方法があります。
どこから入会すると一番得かというのは、クレジットカードによって異なりますが、公式サイトから申込むのが一番得というパターンはありません。
ですから、ポイントサイトか既存会員からの紹介かで特典内容を比較して、より条件のよい方から申込むというのが基本です。
ちなみに、アメックスに関しては既存会員からの紹介が一番お得です。
公式サイトからの申込みで貰えるマイルは合計20,000マイル相当、紹介での申込みで貰えるマイルは合計29,000相当です。
公式サイトよりも既存会員からの紹介の方がもらえるマイルが多いのです。
「周りでアメックスカードを所有している人がいない」という方には私から紹介させて頂きます。
以下のボタンからお問い合わせフォームのページへ飛び、メールアドレスを入力して送信してください。
折り返し、私から紹介URLを送らせて頂きます。
なお、紹介者側の私に個人情報が伝わることはありませんのでご安心下さい。
楽天カードの場合、ある時期の入会キャンペーン内容を比較してみると、
1. 公式サイト・・・8,000円相当のポイント
2. ポイントサイト・・・8,000円相当のポイント+10,000ポイント
3. 既存会員からの紹介・・・8,000円相当のポイント+1,000ポイント
ご覧のように、ポイントサイトからの入会が最もお得です。
ポイントサイトで貯める
ポイントサイトからもらえる10,000ポイントに関しては、マイルに交換することができます。
ポイントサイトを利用してマイルを貯めるというのも、陸マイラーにとっては外すことができないマイルの貯め方です。
全くお金をかけずにポイントを貯めて、それをマイルに交換するということもできます。
気をつけないといけないのは、
・同じ案件でもポイントサイトによってもらえるポイント数が異なる
・ポイントサイトによって、マイルへの交換率が違う
ということです。
例えば、楽天カードの申込みをする場合、
ハピタス 10,000ポイント
Gポイント 6,500ポイント
ということがあります。
つまり、複数のポイントサイトを利用して、どのポイントサイトが一番お得なのかを調べる必要があります。
ハピタス、Gポイント、ちょびリッチ、モッピー、ゲットマネー、げん玉などは安心できるポイントサイトで、もらえるポイントも高めなので、全て登録は必須です。
交換率の場合、例えば、
ハピタス ⇒ ドットマネー ⇒ JALマイル 交換率50%
モッピー ⇒ JALマイル 交換率80%
ですので、JALマイルへの交換は、モッピーからするのが一番お得というわけです。
そして、ANAマイルを貯める陸マイラーの必須アイテムと言えるのが、ANA TOKYU POINT ClubQ PASMO マスターカードです。
ポイントサイトで貯めたポイントは、TOKYUポイントを経由することで75%という高い交換率でポイントをANAマイルに交換することができます。
ポイントサイトからANAマイルに移行するまでのルートのイメージが下の図です。
このルートを利用するには、各サイトに登録しておく必要があるのと、TOKYUポイントからANAマイルに交換する際に、ANA TOKYU POINT ClubQ PASMO マスターカードが必要になります。
大量にマイルを獲得できる可能性があるポイントサイトですが、メリットばかりではありません。
ポイントサイトでマイルを貯めるということのデメリットは以下です。
・マイルに交換するまでに時間がかかる。
・年間で交換できるマイルに上限がある。
・大量にマイルを獲得できる案件は繰り返し利用できないので、だんだん利用できる案件が少なくなってくる。つまり効率が悪くなってくる。
ポイントサイトで貯めたポイントは、複数のサイトを経由してANAマイルに移行するため時間もかかります。
移行作業は余裕を持って行うことも大切です。
既存会員(クレジットカード)の紹介で貯める
自分が申し込もうと思っているクレジットカードの既存会員から紹介してもらうことで、公式サイトから申し込むよりも多くのポイントを獲得することができます。
世の中にクレジットカードは数多くありますが、陸マイラーにとって必要なマイルが貯まるクレジットカードは限られるので、それらの例を見てみましょう。
・ANA VISAワイドゴールドカード
既存会員からの紹介(マイ友プログラム)は、公式サイトの特典+2,000マイル
・ANAアメックス・ゴールドカード
既存会員からの紹介(紹介プログラム)は、公式サイトの特典より9,000マイル多い
・SPGアメックスカード
既存会員からの紹介(紹介プログラム)は、公式サイトの特典より6,000ポイント多い
※SPGアメックスカードのポイントは、3ポイント=1マイルなので、6,000ポイント=2,000ポイントに相当します。
既存会員からの紹介で申込みしないと、どれだけ損するかがわかったと思います。
陸マイラーに必須のクレジットカードは、紹介で申込みましょう。
もし「欲しいクレジットカードの会員が周りにいない」という方がいらっしゃいましたら、私から紹介させて頂きます。
ANA VISAワイドゴールドカード、ソラチカカード
下記のリンクから登録ページへ飛び、私の氏名と紹介者番号を入力して登録して下さい。
登録完了後はそのままカードに入会することも可能ですが、一旦ページを閉じて、ポイントサイトからカードに入会することでポイントサイトのポイントもゲットできます。
紹介者番号:00015881
ANAアメックス・ゴールドカード、SPGアメックスカード
以下のボタンからお問い合わせフォームのページへ飛び、メールアドレスを入力して送信してください。
折り返し、私から紹介URLを送らせて頂きます。
アフィリエイトで貯める
アフィリエイトプログラムを提供している広告代理店(以下、ASP)の中に、報酬を現金ではなくポイントで支払うASPがあります。
それが、「afb」です。
afbの報酬は、現金でも受け取ることができますがポイントで受け取ることでマイルがザクザク貯まります。
afbで利用するのは、自己アフィリエイトサービスである『セルフB』です。
『セルフB』はポイントサイトよりもマイルが稼げる!?
セルフBは、誰でもカンタンに報酬が獲得できるシステムです。
提携や掲載は不要
通常のアフィリエイトであれば、プログラムの提携と提携が完了した後でその商品やサービスの内容を掲載し、さらにそこから申込みが入って初めて成果になります。
セルフBだとセルフB経由で商品を購入したりサービスを利用するだけなので、手間がかかりません。
限定ショップあり
通常のアフィリエイトでは扱いがない、セルフB限定のプログラムがあります。
通常のアフィリエイトよりも報酬が高く設定されているお宝案件もあります。
報酬が100%以上の商品
中には購入金額以上の報酬がもらえる商品やサービスもあります。
【セルフB利用方法】
まずはafbに無料会員登録をします。その後の流れは、下記です。
セルフBの利用は、20歳以上または未成年者の場合は親の同意が必要です。
セルフBおすすめの案件は?
ポイントサイトでは、マイルを大量獲得できる案件の代表であるクレジットカードですが、セルフBではそれほど報酬が高くないので、ポイントサイトの利用がおすすめです。
FX口座開設は、案件によってはセルフBの方がポイントサイトより報酬が高い場合があることを確認しています。
セルフBの場合は、表示されている報酬金額に消費税がプラスされるので、ポイントサイトと比較する場合はその点を忘れないようにしましょう。
セルフBでおすすめのジャンルカテゴリは、「100%還元」です。対象の商品購入金額と同等あるいは、それ以上の報酬が設定されています。以前は、ポイントサイトでも報酬が100%を超えるものも多くありましたが、商品を購入しオークションサイトで販売するという手法が流行ったために今ではほとんど姿を消しました。
結果として、セルフBとポイントサイトではどちらがマイルを稼げるかというのは、案件次第でどちらとも言えます。
同じ案件でも一方のほうが報酬がより高い場合もあれば、一方でしか扱いがない案件もあるからです。
どちらか一方だけではなく、案件ごとに両方を使い分けるのが一番良いでしょう。
afbの報酬をマイルに交換する方法
afbの報酬は直接マイルに交換できませんので、一旦ドットマネーを経由すればJALやANAのマイルに交換することができるようになります。
afbからドットマネーへの移行上限はありません。
ドットマネーからJALやANAへの交換率は下記です。
JAL 500マネー → 250マイル
ANA 300マネー → 85マイル
JALマイルは交換レートが若干高く、ANAマイルでは交換手数料を払うことなく交換できます。
マイル購入で貯める
「あ、あと少しマイルが足りない。しかも有効期限も近い」
自分が狙っていた特典航空券の必要マイルまでマイルを貯めきれなかった人、マイルの有効期限で仕方なく諦めた人。
そんな人がかなりいるようです。
しかし、そんな人も「マイルを購入する」という方法を知っていれば、救われたのかも知れません。
航空会社からマイルを直接買えるのか?
海外の一部の航空会社ではマイルの購入制度がありますが、国内の航空会社が直接マイルを販売するということはありません。
例えば、デルタ航空の場合は、バイマイル(マイルの購入)プログラムというのがあり、1回につき2,000~60,000マイルまで購入できます。
単位は2,000マイルで、1マイル当たりの料金は$0.035です。現在の為替レート(1ドル=110円)で考えると、1マイル=3.85円になります。
使い方によっては、1マイルで4円以上の価値にはなりますが、決してお得とは言えませんね。
一方、JALやANAに関しては、直接マイルを買うことはできません。
マイルを買う方法
ANAマイルを航空会社から直接買うことはできませんが、間接的に買う方法はあります。
どこで買うかと言うとヤフオクなどのオークションサイトです。
下記は、ヤフオクの出品画像です。
複数の出品者がいて、入札も入っていることから推測するとニーズはあるようです。
出品者の評価を見てみましたが、かなりの取引をこなしていて悪い評価はありませんので、詐欺というわけでもなさそうです。
丁寧に1マイル当りの単価2円と記載されていますね。
個人的にはアリと思える金額ですが、規約上はマイルの譲渡は禁止されているので、あくまで自己責任でということになります。
※ANAマイレージクラブ会員規約より
他にもSPGスターポイント、シンガポール航空のSQマイルなども出品されていました。
マイルが買えるサイト
アメリカに、「Buy Airline Miles」というマイルの販売サイトがあります。
このサイトでも色々な航空会社のマイルが買えることが確認されています。
アメリカのサイトで日本語対応はない、クレジットカード決済は為替レートも関係する、1マイル当たりの金額がヤフオクよりも高い、などなどでメリットが全くありません。
まぁ、こんなサイトもあるんだなという程度でいいかと思います。
本から学ぶマイルの貯め方
Amazonでマイル関連の本を探すと何冊か見つかります。
実際にマイルを貯めて旅行に行った人が書いたものやムック本などがあります。
私はマイルを貯める方法を学ぶために本を購入したことはありません。
読んだことがないので中身の評価はできませんが、もし初心者がマイルを貯める本を読むのであれば、その本がいつ発行されたかは十分注意しましょう。
クレジットカードを使ってマイルを貯めるにしても、貯めたマイルを特典航空券に交換するにしても、情報が古いのは致命的です。
特典航空券に交換するのに必要なマイル数は何年も経っていれば変わっていますし、本を発行した時点では使えていたようなマイルを効率良く貯める方法も現在では全く使えないという場合もあります。
マイル関連の本を購入するのであれば、レビューの数や内容も参考にしつつ、なるべく最近のものを選ぶようにしましょう。