ポイ活は、貯めたポイントを現金よりもお得に利用することに大きなメリットがあります。
ですから、基本的にはポイ活で現金化はおすすめしません。
そうは言っても、ポイントよりも現金の方が使い道の幅が広いので現金化が必要な場合もあるでしょう。
今回は、ポイ活で貯めたポイントを現金化する方法と注意事項に関して、詳しく解説しています。
ポイ活で現金化するデメリット
ポイントサイトで貯めたポイントは、1ポイント=1円以下で他社ポイント、ギフト券、電子マネーなどに交換できます。
ポイ活のメリットは、貯めたポイントを1ポイント=1円以上の価値で利用できることにあります。
単純に貯めたポイントで自分の好きなものに交換できるというだけではなく、ポイントにレバレッジをかけて使うことができるということがポイ活の最大の魅力です。
●ウエル活
ポイントサイトで貯めたポイントをTポイントに交換し、ドラッグストアのウエルシアのお客様感謝デーで利用することで1ポイント=1.5円の価値になります。
実質的には、33%割引で商品を購入できるとの同じです。
貯めたポイントをTポイントに交換できるポイントサイトは限られているので、ウエル活をするなら予めTポイントに交換できるポイントサイトを選ぶ必要があります。
Tポイントに交換できるポイントサイトの例は、「モッピー」や「ポイントインカム」です。
交換レート | 交換手数料 | 交換完了日 | |
モッピー | 1P → 1ポイント | 無料 | リアルタイム |
ポイントインカム | 5,250pt → 500円 | 250pt~5,000pt | 翌営業日 |
どの条件で見てもモッピーの方がポイントインカムよりも条件が良いので、Tポイントを貯めるならモッピーがおすすめです。
●ノジ活
ポイントサイトのライフメディアで貯めたポイントをノジマスーパーポイントに交換すると、1ポイント=1.5円の価値になります。
実質的には、33%割引で商品を購入できるとの同じです。
貯めたポイントをノジマスーパーポイントに交換できるのはライフメディアだけですので、ノジ活をするならライフメディアを利用するしかありません。
●ポン活
ポン活に必要なポイントは、Pontaポイントとdポイントです。
ポン活はPontaポイントとdポイントのどちらでもできますが、ポイントの使い勝手を考えるとdポイントよりもPontaポイントを貯めるのがおすすめです。
貯めたPontaポイントまたはdポイントをローソンで使えるお試し引換券に交換すれば、商品を実質50%~70%割引で商品と交換できます。
ポイントサイトで貯めたポイントをPontaポイントに交換できるおすすめのポイントサイトは、「ポイントタウン」です。
ポイントタウンからPontaポイントへの交換条件は、下記です。
最低交換ポイント:2,000pt
交換レート:等価
交換手数料:無料
交換完了日:5営業日以内
●マイル
ポイントサイトで貯めたポイントの価値を最大化する方法は、マイルに交換することです。
マイルに交換すれば、最大1マイル=15円以上の価値になります。
国際線の特典航空券に交換(ファーストクラス) | 15円程度 |
国際線の特典航空券に交換(ビジネスクラス) | 10円程度 |
国際線の特典航空券に交換(エコノミークラス) | 5円程度 |
国内線の特典航空券に交換 | 2~3円程度 |
航空会社のコインやポイントに交換 | 1~1.7円程度 |
提携のポイントや電子マネーに交換 | 1円 |
ポイ活する人の多くが最終的には航空会社の特典航空券に交換するのは、こうした理由からです。
ポイ活で貯めたポイントを現金化する方法
ポイントサイトで貯めたポイントを現金化する方法はいくつかあります。
現金振込
ほとんどのポイントサイトは、都市銀行・地方銀行・ゆうちょ銀行・信用金庫などへの振込に対応しています。
手間を考えると一番簡単な現金化の方法です。
ただし、金融機関への振込の場合は交換手数料がかかる場合があります。
交換手数料は各金融機関によって異なります。
振込完了までは、5~7日のところが多いです。
交換手数料は、店舗がある銀行よりもネットバンクの方が安い傾向があります。
ジャパンネット銀行は、ポイントサイトでも扱いがあるのでポイントサイト経由で申込みをするのがおすすめです。
ECナビなら口座開設で1,500円です。
ポイントサイトによっては月間のポイント交換上限数があるので事前に確認しましょう。
他社ポイントを経由して現金化
ポイントの交換先にドットマネーがあれば、ドットマネーを経由して金融機関へ振込という方法で現金化できます。
わざわざドットマネーを経由する理由は、増量キャンペーンをしている場合があり、増量分がお得になるからです。
たかが1%と思うかも知れませんが、1万円現金化すれば増量分は100円です。
金額が大きくなればなるほど1%の重みを実感します。
さらに、ドットマネーの場合は振込手数料が無料です。
厳密には「現金化」ではありませんが、ポイントサイトで貯めたポイントは、電子マネーや共通ポイント(楽天ポイント、dポイント、Tポイント、Pontaポイント)にも交換できるので、利用先によっては現金化と同じ効果があります。
電子マネーや共通ポイントへの交換のメリットは、現金と違って金融機関の口座を通さないので、どれだけ高額になっても実務上は納税の必要がないことです。
現金化すると金額によっては納税する必要があります。
まとめ
ポイ活の現金化は、メリットとデメリットを把握した上で行いましょう。
現金化でおすすめのポイントサイトは、ハピタスです。
交換完了までは三営業日以内で交換手数料も無料です。
ただし、ハピタスは交換限度額が、一ヶ月につき30,000ポイントまでです。
他にも手数料無料で現金化できるポイントサイトは、ポイントタウンです。
ポイントタウンなら交換上限はありません。