WordPressが初めての人は難しいイメージがあるかも知れませんが、ひと昔前に比べると格段に始めるのが簡単になりました。
今回は、WordPressのサイトやブログの運営で「億」を超える収益を上げてきた私が詳しく解説します。
私のサイト運営歴は15年です。
これからWordPressを始める人は、必須となるレンタルサーバー選びの参考にお役立てください。
この記事を最後まで読めば、あなたにぴったりのレンタルサーバーが見つかります!
WordPress(ワードプレス)を始めるのに必要なもの
WordPressを始めるにあたって必要なのは下記の2つです。
レンタルサーバーの契約
ドメインの取得
テーマ
レンタルサーバーの契約
レンタルサーバーとはサーバーを借りることができるサービスです。
サーバーとはブログやサイトのデータをインターネット上に保管しておく場所のことです。
家に例えるなら「土地」です。
知識のある人ならサーバーを自作することもできますが、初心者がブログを立ち上げるならレンタルサーバーを契約するのが一般的です。
どこのレンタルサーバーでもWordPressを導入できるわけではないので、まずWordPressが使えるサーバーを選ぶ必要があります。
ドメインの取得
ドメインとはURLの一部のことで、家で例えると「住所」です。
「https://www.abc.jp/」がサイトのURLだとすると、wwwがホスト名で、abc.jpがドメイン名です。
URLを入力することでそのサイトにたどり着くことができます。
WordPressを始めれば自動的にドメインが貰えるわけではないので、公開するためにドメインを購入する必要があります。
ドメインの選び方
ドメインは住所にあたるので、サイトにふさわしいものを選ぶことが大切です。
「https://www.abc.jp/」の「abc」にあたる部分は、わかりやすく短い文字列にしましょう。
長くて複雑なドメインにしてしまうと覚えにくく、せっかく訪問してくれようとした人が入力ミスをしやすいです。
自分のサイト名やジャンルを文字列に含めるなどして、短く簡潔なドメインを設定しましょう。
ドメインの後ろ部分は「.co.jp」や「.com」などのよく見かけるものから、ほとんど見かけないようなものまで様々です。
ドメインによって取得にかかる料金が異なるので、どれにすればいいのか迷うと思います。
基本的にはどのドメインを選んでも、効果的には同じです。ドメインによって検索順位が変わるようなことはありません。
「.co.jp」「.or.jp」は法人向けですので、個人でサイトを開設するなら「.com」「.net」「.jp」あたりが良いでしょう。
あまり珍しいドメインだと「なんか怪しい」と感じる人もいるので、よく見かけるドメインを選んだ方が無難です。
テーマ
テーマとはブログの外観のデザインを決めるテンプレートのことです。
好きなデザインを選んでブログの着せ替えができます。
有料と無料のものがありますが、無料でもおしゃれで高機能なテーマが沢山あります。
後から変更することもできますが、ある程度使ってから変更するとカスタマイズしていた内容が全てリセットされてしまいます。
また、ちょくちょくデザイン変えると訪問者が戸惑いますので、最初にブログのイメージに合ったものをしっかり選んでおくようにしましょう。
アフィリエイトサイトやブログならSEOに強いAFFINGER(アフィンガー)がおすすめです。
当サイトもAFFINGER(アフィンガー)のテーマを使っていて多くのキーワードで上位表示を実現しています。
WordPress(ワードプレス)対応のレンタルサーバーを選ぶポイント
初心者は、数字だけ見てもその数字がどういう意味で何を表しているのかわかりにくいという場合も多いかと思います。
高い料金を払えば、ぶっちゃけどのレンタルサーバーでもスペックが高いので問題はありません。
しかし、オーバースペックのレンタルサーバーでは使用料も高くなるので、使いこなせずに損をする可能性が高くなります。
つまり、目的にぴったり合ったレンタルサーバーを選ぶことでコストを抑えながらも、快適に利用することができるのです。
レンタルサーバーでWordPressのブログやサイトを作りたいと考える人がレンタルサーバーを選ぶ際に重視したいポイントについて解説します。
価格
レンタルサーバーの価格は、無料で使えるところから数万円かかるところまでピンキリです。
できるだけ安いレンタルサーバーを選びたくなるかもしれませんが、安さだけで選んでしまうと、必要な機能が無かったり、表示速度が遅かったり、頻繁にエラーが起きたりなど、運営していく上で様々な問題が起きることがあります。
価格の安さだけでなく、以下で紹介する、表示速度、セキュリティ、サポート体制なども考慮した上で選びましょう。
表示速度
ブログの表示速度が遅いと、せっかく訪問してくれた人もブログを読まずに帰ってしまいます。
サクサクと表示されれば、訪問者もストレスなく閲覧できるので、アクセスアップにつながります。
無料や格安のレンタルサーバーは処理速度がとても遅いことがあるので、料金の安さよりも表示速度の速さを優先してレンタルサーバーを選びましょう。
セキュリティ
ブログは不特定多数の人が閲覧するので、悪意のある人に不正アクセスされてサイトを改ざんされてしまうこともありえます。
ですからセキュリティの高さは重要です。
不正アクセスを防ぐために、ファイアウォールやIDSなどによる監視を行っているレンタルサーバーもありますので、セキュリティ対策をしっかり行っているサーバーを選びましょう。
利用実績
利用者が多く運用実績の豊富なレンタルサーバーなら失敗が少ないです。
利用者が多いということは、それだけ安定していて信頼できると判断できます。
レンタルサーバーの公式サイトを見ると「ご利用実績〇〇サイト以上!」「満足度No.1」などと記載されているのでチェックしましょう。
また利用者が多いということは、トラブルがあった時に検索すると解決方法が見つかりやすいというメリットもあります。
利用者の少ないレンタルサーバーだとあまり解決策の情報がヒットしません。
情報が多ければ、レンタルサーバー会社に問い合わせなくても自分で解決することができます。
サポート
初心者だとわからない用語も多く、サーバーの設定などでつまづきやすいです。
サポートが用意されているレンタルサーバーであれば、メールや電話でわからないことを問い合わせられるので安心です。
またレンタルサーバーでブログを運営していると、時々トラブルがあります。
「サイトが繋がらない」「表示がおかしくなった」「データが消えた」「ハッキングされた」など。
特にハッキングやデータが消えてしまうようなトラブルは深刻です。
何かあった時に迅速かつ丁寧にサポートをしてもらえたら安心です。
電話やメールでのサポート体制が整っているか確認しておきましょう。
WordPressにおすすめのレンタルサーバー
mixhost
さくらサーバー
エックスサーバー
Conoha WING
ロリポップ!
mixhost
月額料金 | 968円 ~ |
初期費用 | 無料 |
容量 | SSD 250GB ~ SSD 650GB |
無料SSL | 〇 |
サポート | メール |
WordPressの設置が簡単でコスパが良いという理由で、私の周りで最近WordPressを始めた人で圧倒的に多く利用されているのがmixhostです。
有名なブロガーやアフィリエイターでmixhostを使っている人は多いです。
mixhostは、比較的新しいレンタルサーバーなので老舗のレンタルサーバーほど知名度はありませんが、業界トップで活躍している多くの人が使っているということが人気や安心の何よりの証と言えます。
ブロガーやアフィリエイターにとってサーバーは収益を上げるための生命線と言えるので、成果を上げ続けている人がどのレンタルサーバーを使っているかを調べてみるのもいいでしょう。
このような調査では、「自社調べ」のデータを掲載している所もありますが、mixhostはきちんとした第三者機関によって顧客満足度がNo.1であることが証明されています。
これからWordPressを始めるブロガーやアフィリエイターにおすすめのレンタルサーバーがmixhostです。
もちろん、私も使っています。
mixhostの契約からWordPress設置までの流れについては、下記の記事で詳しく解説しています。
>>> 【最短5分】mixhostでWordPressブログを完全解説@初心者でもできる
>>> 月額968円からの高性能クラウド型レンタルサーバーmixhost
さくらサーバー
月額料金 | 131円 ~ 13,260円 |
初期費用 | 1,048円 ~ 49,500円以上 |
容量 | 10GB ~ HDD 700GB・SSD 360GB |
無料SSL | 〇 |
サポート | メール、電話、チャット |
東証一部上場のさくらインターネット株式会社が運営するレンタルサーバーです。
安さが売りのレンタルサーバーで、とにかく安い料金で利用できるのが魅力です。
一番安いのは月額131円(年額1,571円)のライトプランですがWordPressには対応していないので、月額524円のスタンダード以上のプランを申し込みましょう。
2週間の無料お試し期間があるため、どこを利用するか迷っている人はとりあえずお試しで使ってみるのもありです。
無料期間中ならキャンセルも可能です。
さくらサーバーは、一時期さくらの日本語ドメインがSEO的にかなり優遇されている時期があり、私はその時に大量に契約しました。
コスパはかなり優れていますが、日本語ドメインの優遇がなくなってからは、より使いやすい他社に移行したという経験があります。
WordPressを始めるにあたって特にスペックにこだわりがなく、少しでもコストを抑えたいという人には向いています。
大量にアクセスを集めるサイトやブログを運営するなら、他のレンタルサーバーを検討した方が良いです。
>>> 高速・安定・無料SSL付!月額524円でWordPressが使えるさくらのレンタルサーバ
エックスサーバー
月額料金 | 990円 ~ 3,960円 |
初期費用 | 1,650円 |
容量 | SSD 300GB ~ SSD 500GB |
無料SSL | 〇 |
サポート | メール、電話、設定代行サービス |
ひと昔前は、アフィリエイターに絶大な人気があったレンタルサーバーです。
実際に今でも私はエックスサーバーを3つほど契約しています。
独自に行ったアンケートでもエックスサーバーをおすすめする人が多いです。
アンケートに協力してくれたのは、20~60代の男女100名(男女比3:1)です。
アンケートに回答してくれた人達がどのようなサイトをどのような目的で運営しているかまで知ることができませんが、エックスサーバーが人気があるということは間違いありません。
エックスサーバーは以前なかった「WordPressクイックスタート」というWordPressが簡単に設置できるサービスが登場してから初心者でも使いやすくなりました。
エックスサーバーの契約からWordPress設置までの流れについては、下記の記事で詳しく解説しています。
>>> 【ポイ活・陸マイラー向け】サルでもできるWordPressブログの始め方
>>> 月額990円(税込)から、高速・多機能・高安定レンタルサーバー『エックスサーバー』
Conoha WING
月額料金 | 990円 ~ 4,290円 |
初期費用 | 無料 |
容量 | SSD 300GB ~ SSD 500GB |
無料SSL | 〇 |
サポート | メール、電話 |
2018年にサービスを開始した比較的新しいレンタルサーバーです。
東証1部上場企業のGMOインターネット株式会社が運営しています。
Conoha WINGの特徴は国内最速の処理速度で、他社よりもページの表示が速いところです。
速いだけでなく、高安定性のWebサーバー「nginx」を使用しているため安定性も抜群です。
初期費用無料で月額料金990円からという利用料金の安さも魅力です。
無料の「WordPressかんたんセットアップ」機能があり、サーバーの申込みと同時に、WordPressのサイト運用に必要な独自ドメイン、WordPress、テーマ、SSLをまとめて一括で申込み・設定できるため、初心者でも安心して始められます。
ロリポップ!
月額料金 | 110円 ~ 2,200円以上 |
初期費用 | 0円~3,300円 |
容量 | 20GB ~ 1TB |
無料SSL | 〇 |
サポート | メール、電話、チャット |
国内シェアNo.1で利用者数は170万人以上と圧倒的な人気を誇るレンタルサーバーです。
人気の理由の一つはやはり料金の安さです。
月額110円からのプランがありますが、WordPressに対応しているのは月額220円のライトプラン以上になります。
低コストながらも便利な機能が充実していて、サポート体制も整っています。
10日間無料お試しができるので、まずは無料で利用してみるのも良いでしょう。
5社のレンタルサーバー機能・性能比較
mixhost | エックスサーバー | さくらサーバー | Conoha WING | ロリポップ! | |
月額料金 | 968円 ~ ※50%OFFキャンペーン中 | 990円 ~ 3,960円 | 131円 ~ 13,260円 | 990円 ~ 4,290円 | 110円 ~ 2,200円以上 |
初期費用 | 無料 | 1,650円 | 1,048円 ~ 49,500円以上 | 無料 | 0円~3,300円 |
無料お試し | - | 10日間 | 2週間 | - | 10日間 |
容量 | SSD 250GB ~ SSD 650GB | SSD 300GB ~ SSD 500GB | 10GB ~ HDD 700GB・SSD 360GB | SSD 300GB ~ SSD 500GB | 20GB ~ 1TB |
無料SSL | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
サポート | メール | メール、電話、設定代行サービス | メール、電話、チャット | メール、電話 | メール、電話、チャット |
マルチドメイン | 無制限 | 無制限 | 20~無制限 | 無制限 | 50~無制限 |
MySQL | 無制限 | 無制限 | 50~無制限 | 無制限 | 1~無制限 |
自動バックアップ | 〇 | 〇 | 〇 (設定が必要) | 〇 | 〇 (月額300円) |
まとめ
レンタルサーバー選びで失敗しないためには、レンタルサーバーの利用目的をよく考えることです。
例えば、ブログやサイトはサイトの規模によって必要となるスペックが変わりますし、商品を販売するECサイトであれば安定性やセキュリティは重要視するべき項目です。
あとは、予算・機能・サポート体制を比較して目的に合ったレンタルサーバーを選びましょう。