毎月必ず払う電気代を現金や口座振替で払って損していませんか?
特にポイ活をしている人や陸マイラーは、電気代のクレジットカード払いは必須です。
今回は、
- 電気代のクレジットカード払いでマイルが貯まる電力会社
- 電気代のクレジットカード払いは本当にお得か?
- 電気代をクレジットカード払いに変更する方法
- 電気代の支払いに最適なクレジットカード
- 電気代の見直して節約する方法
について詳しく解説します。
電気代のクレジットカード払いと同時に電気代を見直すことで、さらにお得になります。
電気代のクレジットカード払いでマイルが貯まる電力会社
JALマイルが直接貯まる電力会社
九電みらいエナジー、シン・エナジーは、JALカードで電気代を支払うとJALマイルが直接貯まります。
九電みらいエナジー
100円 ⇒ 1マイル
「JALマイルプラン」を申し込むとJALマイルが貯まります。
クレジットカードで貯まるマイルやポイントとは別に貯まるので、JALカードで支払えばダブルでJALマイルが貯まります。
シン・エナジー
200円 ⇒ 1マイル
電気料金に応じてJALマイルが貯まるサービスを全国初でスタートしたのがシン・エナジー(旧洸陽電機)です。
JAL マイレージバンク会員番号を登録して申し込むとJALマイルが貯まります。
ANAマイルが直接貯まる電力会社
ENEOSでんき、サミットエナジー、北海道電力、北陸電力は、ANAカードで電気代を支払うとANAマイルが直接貯まります。
ENEOSでんき
200円(税込) ⇒ 1マイル
ANAカードでENEOSでんき利用料を支払うと、ANAマイルが貯まります。
クレジットカード払いで貯まるポイントとは別に貯まるので、ダブルで貯められます。
サミットエナジー
200円(税込) ⇒ 1マイル
「ANAマイレージプラン」を申し込むとANAマイルが貯まります。
北海道電力
200円(税込) ⇒ 1マイル
「ANAマイルプラン」に加入して、ANAカードで電気料金を支払うとANAマイルが貯まります。
北陸電力
200円(税込) ⇒ 1マイル
「ANAマイレージ契約」に申し込むとANAマイルが貯まります。
電気代のクレジットカード払いは本当にお得か?
電気代の支払方法は、主に次の3つです。
現金払い
口座振替
クレジットカード払い
現金払いに関しては、メリットがゼロです。
一番損をする支払い方法です。
ポイントも貯まらなければ、割引もありません。
わざわざ銀行やコンビニに出かけて行く時間が無駄です。
口座振替は、電力会社によっては口座振替割引があります。
クレジットカード払いは、ポイントが貯まります。
つまり、電気代の支払いを口座振替またはクレジットカード払いにすることで、現金払いよりも実質的に電気代を安くすることができます。
電気代の支払いは、電気料金次第で口座振替が得な場合とクレジットカード払いが得な場合がある、と一般的には言われています。
果たしてそれは本当でしょうか?
実際に見てみましょう。
《クレジットカード払いの還元率と口座振替割引額を比較》
毎月の電気代 | クレジットカード(ポイント還元率0.5%/月) | クレジットカード(ポイント還元率1.0%/月) | 口座振替割引/月(税込) | |||
ポイント還元相当額 | ポイント還元相当額を引いた電気代 | ポイント還元相当額 | ポイント還元相当額を引いた電気代 | 口座振替割引額 | 口座振替割引後の電気代 | |
3,000円 | 15円 | 2,985円 | 30円 | 2,970円 | 55円 | 2,945円 |
4,000円 | 20円 | 3,980円 | 40円 | 3,960円 | 55円 | 3,945円 |
5,000円 | 25円 | 4,975円 | 50円 | 4,950円 | 55円 | 4,945円 |
6,000円 | 30円 | 5,970円 | 60円 | 5,940円 | 55円 | 5,945円 |
7,000円 | 35円 | 6,965円 | 70円 | 6,930円 | 55円 | 6,945円 |
8,000円 | 40円 | 7,960円 | 80円 | 7,920円 | 55円 | 7,945円 |
9,000円 | 45円 | 8,955円 | 90円 | 8,910円 | 55円 | 8,945円 |
10,000円 | 50円 | 9,950円 | 100円 | 9,900円 | 55円 | 9,945円 |
11,000円 | 55円 | 10,945円 | 110円 | 10,890円 | 55円 | 10,945円 |
12,000円 | 60円 | 1,1940円 | 120円 | 11,880円 | 55円 | 11,945円 |
13,000円 | 65円 | 12,935円 | 130円 | 12,870円 | 55円 | 12,945円 |
14,000円 | 70円 | 13,930円 | 140円 | 13,860円 | 55円 | 13,945円 |
15,000円 | 75円 | 14,925円 | 150円 | 14,850円 | 55円 | 14,945円 |
ポイント還元率0.5%のクレジットカードなら電気代が12,000円/月以上、ポイント還元率1%のクレジットカードなら6,000円/月以上で口座振替よりもクレジットカード払いの方がお得になります。
という風にほとんどのサイトでは解説されています。
しかし、これは半分正しく、半分間違っています。
なぜなら、これは1ポイント=1円として考えている場合のシミュレーションです。
ウエル活をしている人なら、1ポイント=1.5円になりますし、マイルを貯めて特典航空券に交換すれば、1マイル=2~15円になるからです。
マイルを貯めて特典航空券に交換するのであれば、口座振替とどちらがお得か迷う次元の話ではありません。
マイルが貯まるクレジットカードで支払った方が断然お得なのです。
電気代をクレジットカード払いに変更する方法
電気代はクレジットカード払いがお得だということがわかったら、現金払いや口座振替で払っていた人は早速クレジットカード払いに変更しましょう。
電気代の支払いをクレジットカードで支払うためには、どのような手続きが必要なのでしょうか?
クレジットカード払いの申し込みや手続きの窓口は事業者ごとになりますので、あなたが利用している事業者のホームページなどで確認しましょう。
事業者によって申し込み方法の取り扱いや詳細は異なる部分もありますが、大きく以下の2つのパターンに分けられます。
インターネットからの申し込み
書類などの記入をすることなく、各社ホームページ上で手続きがすべて完了する方法です。
24時間いつでも手続きできて、時間もかかりません。
郵送での申し込み
申込書類を請求し、届いた書類に必要事項を記入して返送します。
インターネットからの申し込みに比べて時間がかかります。
申込み完了まで1~2週間程度かかる場合が多いです。
書類の記入や捺印、書類の投函など手間と時間がかかる方法です。
電気代の支払いに最適なクレジットカード
基本的にはポイント還元率が高いクレジットカードで電気代を支払うのがお得ということになります。
しかし、アメックスのプロパーカードやダイナースに関しては注意が必要です。
なぜなら、カード利用200円につき1ポイントに換算する加盟店として電力会社が入っているからです。
アメックスの例:
ダイナースの例:
陸マイラーに人気のあるspgアメックスも電気代の支払いには向いていないカードということです。
ポイ活をしている人は、ポイント還元率1.2%のリクルートカードがおすすめです。
年会費永年無料でポイントサイト経由での申し込みも可能です。
法人限定のサービスですが、DaiwaPowerで低圧電灯を契約しているとセゾンプラチナビジネスアメックスの支払いで、1,000円(税込)の利用で6ポイント貯まります。
セゾンプラチナビジネスアメックスは、個人でも持てるクレジットカードでプロパーのアメックスのように電気代の支払いはポイント還元率が半減するということもありません。
JALマイルが1.125%で貯まるのでJALカードよりもJALマイルが貯まるカードです。
ANAマイルを貯めるなら、支払いに最適なカードはANA VISAワイドゴールドカードです。
電気代の見直しで節約する方法
電気代はクレジットカードで払うのがベストですが、高い電気代をクレジットカードで支払い続けるよりも、まずは電気代の見直しをして節約する方がコストパフォーマンスが良くなります。
まずは、自分の電気料金プランを把握し、最適なプランになっているかを確認することが重要です。
2016年4月から電力小売り部門が全面自由化されたため、2016年4月以降で一度も電気代の見直しをしたことがない人は要注意です。
とは言っても電気事業者の数が多いのでぴったりの電気料金プランを探すのは手間と時間がかかります。
そこでおすすめなのが、電気料金の価格を比較できるサイトの利用です。
まとめ
電気代は、クレジットカードで支払いましょう。
最終的に貯めたポイントをどのように使うかで最適なクレジットカードは変わります。
ポイ活派
リクルートカード
JALマイル派
セゾンプラチナビジネスアメックス
ANAマイル派
ANA VISAワイドゴールドカード
どのクレジットカードも申込みは、ポイントサイト経由で申込むことで、
ポイントサイトのポイント + 公式サイトの入会特典
をダブルでゲットできます。
おすすめのポイントサイトは、「モッピー」です。