【初心者陸マイラー必見】ANAマイルの爆発的な貯め方
ANAマイルを貯める方法は、飛行機に乗って貯める以外にもいくつかあります。
まずは、ANAマイルを貯めるにはどのような方法があるか見てみましょう。
飛行機に乗って貯める
まずほとんどの人が最初に思い浮かぶ方法がこれです。
ANA航空の航空券を購入して飛行機に乗った時にマイルが貯まるというやつです。
実は私も最初はこの方法でANAマイルを貯めていました。
クレジットカードではなくANAマイレージクラブのカードを作ってマイルを貯めていました。
年会費も無料だし、みんなこれでマイルを貯めていると思っていました。
しかし、実際は違っていました。
ANAマイレージクラブのカードだけでANAマイルをザクザク貯めている人は一人もいないのです。
ANAのフライトマイルは、
フライトマイル = 搭乗区間の基本マイレージ X 運賃種別ごとの積算率
エコノミークラス < プレミアムエコノミー < ビジネスクラス < ファーストクラス
個人包括旅行割引運賃 < 株主優待割引運賃・ANA VALUE 1 < ビジネスきっぷ・出張@割 < プレミアム株主優待割引運賃 < プレミアム運賃
という風に積算率が高くなっています。
ANAマイルには36ヶ月という有効期限もありますので、仕事の出張など飛行機に乗る機会が多い人でないとマイルは貯まりません。
つまり、特典航空券に交換できるだけのマイルが貯まる前に有効期限を迎えてしまいます。
これが、「マイルが貯まらない、、、」と思われている理由です。
クレジットカードで貯める
クレジットカードでANAマイルを貯める方法としては、
クレジットカードの決済で貯める
クレジットカードの入会キャンペーンで貯める
の2つがあります。
クレジットカードの決済で貯める
ANAのクレジットカードあるいは他のクレジットカードで決済をすると、クレジットカードのポイントが貯まります。
JALの場合はそのままマイルが貯まりますが、ANAの場合はクレジットカードで貯まったポイントをANAマイルに移行することでANAマイルが貯まります。
これが、飛行機に乗らずにマイルを貯める基本となる貯め方です。
ANAカードで効率良くANAマイルを貯めるなら、「10マイルコース」の加入は必須です。
ANAカードには「10マイルコース」と「5マイルコース」があり、入会時にどちらかのポイントコースの選択が必須になっています。
「5マイルコース」は無料ですが、「10マイルコース」は移行手数料が必要です。
移行手数料はJCBとVISAで異なります。
JCBの場合 5,000円+消費税(年間)
VISAの場合 6,000円+消費税(年間)
年間のマイル移行回数に制限はありません。
「5マイルコース」1ポイント=5マイル(0.5%)
「10マイルコース」1ポイント=10マイル(1%)
ということでポイント還元率に2倍の差があります。
無料で低い還元率に甘んじるのか、移行手数料を払ってでも高い還元率にするのか。
これで迷うようでは、ANAの陸マイラー失格です。
マイルを貯めるという目的がなければ、他にいくらでもクレジットカードはあります。
しかし、効率良くマイルを貯めるのであれば「10マイルコース」の加入は絶対です。
ただし、加入のタイミングも重要です。
年間5,000~6,000円+消費税の移行手数料はポイントをマイルに移行するタイミングで必要なだけです。
ポイントの有効期間は、ポイント獲得月から2年間です。
つまり、2年間はポイントを貯めて有効期間が切れる直前に「10マイルコース」に変更すればいいのです。
2年に1回「10マイルコース」にすれば、年間にかかるコストは実質半額で済むということになります。
ポイント還元率1%をゲットすると、
例えば、
毎月10万円、1年間120万円を支払った場合 → 12,000マイル
が貯まることになります。
12,000マイルをANAの特典航空券に交換するとハイシーズンを除く時期に下記の区間を往復することができます。
国内では人気が高い沖縄に往復で行けちゃいます。
ANA系のクレジットカードではなくてもANAマイルを貯めることはできます。
その場合は、クレジットカードのポイントとして貯まったポイントをANAマイルに交換することでANAマイルを貯めることになります。
日常の買い物、水道光熱費、携帯電話、新聞、国民年金保険料、インターネットプロバイダーなどの支払いは全てクレジットカードに切り替えましょう。
こうやってANAマイルを貯めることで特典航空券の交換にグーンと近づきます。
才能や能力はいりません。
やれば知らないうちにマイルが貯まります。
陸マイラー御用達のクレジットカードとは?
ANAマイルを貯めている人は、どのようなクレジットカードを使っているのでしょうか?
これがわかれば、同じように効率良くANAマイルを貯めることができるはずです。
ただし、万人にとってベストな1枚というのはありませんので、利用金額や利用シーンを考えて自分にぴったりのクレジットカードを選びましょう。
ポイント還元率
同じ金額を決済した場合に、ポイント還元率が高い方がポイントが多く貯まります。
「ポイント還元率」は、クレジットカードを選ぶ際にとても重要な項目です。
ANAマイルを効率良く貯めることができるクレジットカードで人気があるのは、下記の2枚です。
カードの詳細やお得な申し込み方法については、各関連記事を参考にしてください。
ANA VISAワイドゴールドカード
>>> 【最新】ANA VISAワイドゴールドカードの入会ならどのポイントサイトが一番お得?
>>> 【悲報】ANA VISAワイドゴールド改悪で解約する陸マイラーが続出している件
spgアメックス
TOKYUルート用
ポイントサイトで貯めたポイントを効率良くANAマイルに交換するために持っておきたいのが、ANA TOKYU POINT ClubQ PASMO マスターカードです。
これは、決済するために持つカードではなくTOKYUルートを利用するために必要となるカードです。
TOKYUルートについては、下記の記事で詳しく解説しています。
>>> 【悲報!ソラチカルート閉鎖】TOKYUルートはANAマイルに75%で交換できる
ANA TOKYU POINT ClubQ PASMO マスターカードは、ポイントサイト経由で申込みができます。
当然ですが、ANAマイルを貯めている私も持っています。
これからANA TOKYU POINT ClubQ PASMO マスターカードを申込む場合は、下記の体験談を是非参考にしてください。
クレジットカードの入会キャンペーンで貯める
ANAのクレジットカードは入会の際に、特典としてポイントがもらえます。
このポイントはマイルに移行できるので、実質はマイルをもらっているのと同じです。
もらえるポイント数は、クレジットカードのランクや時期によって変わります。
このポイントは、VISAよりJCBの方が多くもらえる傾向があります。
最大30,000マイル相当以上のポイントがもらえることもあるので、一撃で大量にマイルを獲得できるチャンスです。
短期間でマイルを貯めるには、入会特典の活用は重要です。
入会キャンペーンでANAマイルを一気に貯めたい人は、ANAアメックスゴールドを検討してみるのもいいでしょう。
ポイントサイトで貯める
ポイントサイトは、無料でお小遣い稼ぎができるサイトで主婦や学生に人気があります。
陸マイラーにとってポイントサイトは、お小遣い稼ぎサイトではなくマイル稼ぎサイトなのです。
ポイントサイト=怪しい と敬遠しているととんでもなく損をすることになります。
ポイントサイトの活用こそ、特典航空券への近道と言っても過言ではありません。
ポイントサイトの登録は無料です。
ポイントサイトは広告代理店が運営しています。
そこに企業は自社商品やサービスを掲載します。
登録している会員が商品やサービスを利用することで、ポイントサイトと会員に企業がCM費用としてキャッシュバックを行います。
キャッシュバックの原資は、企業の広告代と考えるとイメージしやすいかも知れません。
ポイントサイトの会員は、稼いだポイントを現金やANAマイルに交換することができます。
ポイントサイトの1ポイント=1ANAマイル という交換比率ではありませんが、ポイントサイトのポイントを現金にするよりも、マイルに交換した方が1ポイント辺りの価値は高くなります。
ポイントサイトをうまく活用して年間何十万マイルも貯めている陸マイラーもいます。
それぐらいの破壊力を秘めているのがポイントサイトだと理解しておいてください。
ポイントサイトは数多く存在していて、マイルを貯めるのに適しているポイントサイトとそうでないポイントサイトがあります。
ANAマイルをザクザク貯めている陸マイラーの多くが使っているポイントは、「モッピー」です。
モッピーは貯めたポイントを他のポイントサイトよりも高いレートでANAマイルに交換できるので、ANAマイルを貯めるなら外せないポイントサイトの1つです。
そんなモッピーで効率良くポイントを貯める方法については、下記の記事で詳しく解説しています。
ホテルで貯める
ホテルの宿泊予約でANAマイルが貯められます。
ANAグローバルホテルは、マイルが貯まるホテルが300,000軒以上!1泊で2,000マイル以上貯まるホテルもあります。
他にもANAカード限定の提携ホテルでは、200円=1マイルが貯まります。
また、一休.com、エクスペディア、楽天トラベルなどの定番の旅行サイトも、ANAマイレージモールや専用ウェブサイトを経由することでANAマイルが貯まります。
レンタカーで貯める
ANAと提携しているレンタカーを利用するとANAマイルが貯まります。
【例】
ANAトラベラーズ レンタカー 100円=1マイル
アラモレンタカー 利用1回=300マイル
オリックスレンタカー 100円(税込)=1~2マイル
シクストレンタカー 利用1回=350マイル
じゃらんレンタカー 100円=1マイル
タイムズ カー レンタル 100円(税込)=1マイル
トヨタレンタカー 100円(税込)=1マイル
日産レンタカー 100円(税別)=1マイル
ニッポンレンタカー 100円または200円=1マイル~
電子マネーで貯める
電子マネーの利用やチャージでもANAマイルが貯まります。
ANAマイレージクラブ会員は、
楽天Edyの利用
ANAカードからEdyへチャージ
で200円=1マイル貯まります。
Edyマイルプラス対象店舗ではEdyの支払いで200円=2マイル貯まります。
ANAマイレージクラブ モバイルプラス(月額300円+消費税)に加入すれば、さらにポイント還元率がアップ(200円=1マイル → 200円=3マイル)します。
30,000円の1%が300円なので、1ヶ月でEdyの支払いが30,000円を超えるならANAマイレージクラブ モバイルプラスに加入した方がお得です。
これは1マイル=1円としての計算なので、1マイル=2円の価値とするならば15,000円が損益分岐点となります。
ANAマイルの無駄のない使い方
ANAマイルは、36ヶ月の有効期限があります。
せっかく貯めたマイルも有効期限内に使わないと意味がありません。
ANAマイルは、特典航空券と交換する以外にも、特典航空券より得する使い方もあります。
特典航空券に交換する
ANA国内線特典航空券
往復10,000マイル(片道5,000マイル)から、特典航空券と交換できます。
ANA国際線特典航空券
往復12,000マイル(片道なし)から、特典航空券と交換できます。
ANAマイルはスターアライアンス加盟の航空会社やANA提携航空会社の特典航空券と交換することができます。
ANAはJALより特典航空券が取りにくいと言われていますが、スターアライアンス加盟の航空会社を活かせば特典航空券も取りやすくなります。
ANA SKY コインに交換する
ANA SKY コインはANAマイルから1マイル=1コインで交換できる電子クーポンです。
10,000マイル以上交換する場合は、所有しているAANクレジットカードや会員ランクによって最大1.7倍まで交換倍率が変動します。
10コイン単位から使えるので無駄がありません。
ANA SKYコインはANAのホームページでツアー・航空券購入代金、燃油サーチャージの支払いに利用できます。
ANA SKY コインは特典航空券よりお得?
ANA SKY コインで国内線の早期割引航空券や格安ツアーを購入すると、特典航空券より少ないマイルで行ける場合が結構あります。
ANA SKY コインの有効期限は交換月より12カ月目の末日なので、ANAマイルの期限が切れてしまいそうな時の避難場所としても活用できます。
まとめ
マイルを貯め始めたばかりの初心者マイラーでも、ANAマイルを効率良く貯めて特典航空券に交換できそうなイメージができたのではないでしょうか?
頻繁に飛行機に乗らない、クレジットカードで高額な決済をしない人が特典航空券に交換できるだけのマイルを貯めるにはポイントサイトの活用は必須です。
効率良くANAマイルを貯めるのにおすすめのポイントサイトは、「モッピー」です。
ANAマイルやANA SKY コインの有効期限はしっかりと把握して、無駄なくマイルを使い切りましょう。
ANAマイルは、ANA系以外のクレジットカードでも貯まるということはすでに述べました。
「ANAマイルを貯めるならANAカード」というのが一般的な考え方ですが、実はANAカードよりもANAマイルが貯まりやすいクレジットカードもあります。