ANAマイルのお得な使い方をお探しでしょうか?
実は、ANAマイルは『貯め方』よりも『使い方』の方が重要なのです。
「ANAマイルの使い方がわからない」
「ANAマイルのお得な使い方を知りたい」
「ANAマイルを貯めるのに最適なクレジットカードを知りたい」
という人の役に立つ情報について、爆速マイルセミナーの講師である私が詳しく解説します。
この記事を最後まで読めば、ANAマイルの価値を最大限活かした使い方ができるようになります。
ANAマイルの一番お得な使い方
ANAマイルは、いかに貯めるかという『貯め方』に注目されがちですが、実は『使い方』の方が重要なのです。
なぜなら、ANAマイルの使い方によって1マイルあたりの価値が何倍も変わってくるからです。
同じ10,000マイルでも10,000円相当の価値として使う人もいれば、100,000円相当の価値として使う人もいるのです。
どうせ使うのであれば、より価値が高い使い方をしたいですよね。
ANAマイルをより価値が高く使う方法については、難しい知識や高い技術などは全く必要なく、単純に情報を知っているか知らないかだけです。
まずは、ANAマイルをどのような使い方をすれば、どれだけの価値になるかを見てみましょう。
《1マイルあたりの価値》
国際線の特典航空券に交換(ファーストクラス) | 15円程度 |
国際線の特典航空券に交換(ビジネスクラス) | 10円程度 |
国際線の特典航空券に交換(エコノミークラス) | 5円程度 |
国内線の特典航空券に交換 | 2~3円程度 |
航空会社のコインやポイントに交換 | 1~1.7円程度 |
提携のポイントや電子マネーに交換 | 1円 |
結論ですが、ANAマイルの一番お得な使い方は国際線ファーストクラスの特典航空券に交換することです。
国際線ファーストクラスでもより飛行距離が長い目的地に行く方が価値が高くなります。
国内線 < 国際線
エコノミークラス < ビジネスクラス < ファーストクラス
の方がお得です。
どうせマイルを貯めるのであれば、最低でも国際線、国内線であればビジネスクラス以上の特典航空券に交換することをおすすめします。
貯めたANAマイルを特典航空券に交換する人が多いのは、特典航空券に交換すると1マイルあたりの価値が高くなるからです。
1マイルあたりの価値の計算方法
上で紹介した《1マイルあたりの価値》は、あくまで目安です。
行く場所、行く時期、搭乗クラスによって1マイルあたりの価値は変動します。
より遠い場所に、より上の搭乗クラスで行く方がお得だと言いました。
ANAで行ける一番遠い直行便は、東京発だとフランクフルト便になります。
フランクフルトはドイツの都市です。
例として、東京からフランクフルトへのファーストクラスで、1マイルあたりの価値を計算してみます。
東京からフランクフルトへの飛行時間は、約12時間です。
フランクフルトは、ANA国際線特典航空券のゾーン区分ではZone7になります。
特典航空券に交換する必要マイル数は、
ゾーン×搭乗クラス×シーズン
によって決まります。
東京からフランクフルトへの必要マイル数は、ローシーズンとレギュラーシーズンは165,000マイル、ハイシーズンは180,000マイルです。
時期によって航空券の価格はかなり変わりますが、私が調べた時は下記のような価格でした。
ちょっと驚くような価格ですが、約300万円です。
1マイルあたりの価値は、
航空券の価格 ÷ 必要マイル数 = 1マイルあたりの価値
で計算することができます。
ローシーズンとレギュラーシーズン | 3,000,000円 ÷ 165,000マイル = 18.18円 |
ハイシーズン | 3,000,000円 ÷ 180,000マイル = 16.67円 |
になります。
現実的にローシーズンやレギュラーシーズンに航空券の価格が約300万円もするとは思えませんが、ハイシーズンなら1マイルあたりの価値が17円近くなる可能性は十分にあり得る話です。
このような使い方をすれば、1マイルを1円で使うよりも約17倍お得です。
自腹で航空券に300万円は出せなくても、マイルなら不可能な数字ではありませんので、一般人にとって夢が持てる話ではないでしょうか。
1年間一生懸命働いて300万円貯めることを考えると、空いた時間を利用してコツコツマイルを貯めることで同じ価値の物を手に入れることができるということは、かなり効率が良いということがわかりますよね。
180,000マイルは、マイル初心者でも正しい方法を実践すれば1年で貯めることができます。
ANAマイルを貯めるのに最適なクレジットカード
ANAマイルを貯めるならクレジットカード選びは、重要です。
最適なクレジットカードさえ決まれば、後は普段の支払いをそのカードに集中させるだけです。
これまで現金で払っていてカード払いができるものは全てカード払いに切り替えましょう。
マイルを貯めるために、余計な買い物をする必要はありません。
ANAマイルを貯めるのに最適なクレジットカードは、利用金額や利用シーンによって変わります。
カード年会費とポイント還元率のバランスを考えて選びましょう。
ANAマイルを大量に貯めている実績がある人が持っているカードを参考にするのもいいです。
ANAマイルを貯めている人に人気があるのは、ANA VISA ワイドゴールドカードやspgアメックスです。
ANA VISA ワイドゴールドカード
年会費 | 14,000円(税別) 条件を満たせば最大4,500円割引 |
ポイント還元率 | 1.0~1.648% |
発行期間 | 最短3営業日 |
旅行保険 | 海外旅行 最高5,000万円 国内旅行 最高5,000万円 |
申込み資格 | 満20歳以上で、ご本人に安定継続収入のある方 |
ANA VISA ワイドゴールドカードは、年会費の割にはポイント還元率が高いことでANAマイラーには人気がある1枚です。
デメリットは、
- 改悪が続いているので登場した頃よりスペックダウンしている
- マイルの有効期限が3年間
ということです。
ANA VISA ワイドゴールドカードを申込む場合は、マイ友プログラムに登録してからポイントサイト経由で申込むのが一番お得な申込み方法です。
spgアメックス
年会費 | 31,000円(税別) |
ポイント還元率 | 1.25% |
発行期間 | 2~3週間 |
付帯保険 | 海外旅行 最高1億円 国内旅行 最高5,000万円 ショッピング・プロテクション 最高500万円 |
申込み資格 | 20歳以上で安定した収入のある方 |
spgアメックスは、ANAマイルに限らずマイルを貯めている人に人気があります。
アメックスの社員の中では保有率が一番高いカードとしても有名です。
大きなメリットは、
- ポイントの有効期限が実質無期限
- 40社以上の提携航空会社のマイルに交換できる
ことです。
2年目以降は毎年カード更新のたびに、Marriott Bonvoy参加ホテルで利用できる一泊一室(2名様まで)の無料宿泊特典があり、これだけで年会費はペイできる価値があります。
しかし、Marriott Bonvoy参加ホテルの宿泊に全く興味がないという人にとっては、年会費が大きな負担に感じるでしょう。
spgアメックスを申込む場合は、すでにspgアメックスを持っている人からの紹介で申込むのが一番お得です。
まとめ
この記事では、主にANAマイルの使い方について詳しく解説しました。
ANAマイルを貯めることができている人にとっては、これで1マイルの価値を最大化して使うことができるようになります。
ANAマイルは、特典航空券以外にも色々な使い道があります。
しかし、ANAマイルの交換先は特典航空券またはANA SKY コイン以外はおすすめしません。
なぜなら、他の物は1マイルあたりの価値が低いので、それならわざわざ頑張ってANAマイルを貯める必要がないからです。
本来なら一般人が体験できないようなビジネスクラスやファーストクラスでの海外旅行をするためにマイルを貯めるべきです。
そもそも特典航空券に交換するだけのANAマイルが貯まっていない、なかなかANAマイルが貯まらない、という人は、ANAマイルの貯め方を学ぶ必要があります。
新規でANA VISA ワイドゴールドカードやspgアメックスを申込むなら、下記の記事を参考にしてください。